津波で流失のはずが…気仙沼向洋 準優勝盾 がれきの中から発見!

[ 2011年7月30日 16:54 ]

震災から4カ月半ぶりに戻った準優勝盾を持つ気仙沼向洋高校野球部の斉藤弘樹投手

 東日本大震災で被災した宮城県気仙沼向洋高校から、津波で流された昨夏の全国高校野球選手権大会宮城大会の準優勝盾が見つかり、震災から約4カ月半ぶりに戻ってきた。

 発見は困難とみられ、今夏の宮城大会開会式で県高野連が新調した準優勝盾を贈っていたが、7月下旬になって校舎から約200メートル離れたがれきの中で見つかった。同校野球部3年の斉藤弘樹投手は「思い出が詰まった盾。もう見つからないと思っていた」と喜ぶ。

 同校は津波で校舎が被災。生徒は近くの高校3校に分かれて授業を受けている。野球部も他校のグラウンドを借りて練習する厳しい環境が続いており、今夏の宮城大会は2回戦で敗退した。

 見つかった盾は土台の木が水を吸って重く、文字も一部はげていたが、野球部の後藤和政部長(32)は「来年の大会で優勝を目指す部員の励みになる。11月に完成する予定の仮設校舎で飾りたい」と話していた。

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