NBA東地区決勝がスタート 第5シードのホークスが敵地で先勝 バックスは黒星発進

[ 2021年6月24日 12:49 ]

バックスのG・アデトクンボをマークするホークスのヤング(AP)
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 NBA東地区決勝が23日にウィスコンシン州ミルウォーキーで始まり、第5シードから勝ち上がってきたホークスが116―113(前半54―59)で地元で第3シードのバックスを退けて先勝。1回戦(対ニックス)、地区準決勝(対76ers)に続き、3シリーズ連続で敵地での初戦を白星で飾った。

 ガードのトレイ・ヤング(22)は41分出場してフィールドゴール(FG)を34本中17本(うち3点シュートは13本中4本)、フリースローを12本中10本成功させ、自己記録にあと「2」と迫る今季最多となる48得点と7リバウンド、11アシストをマークして勝利に貢献。試合は大詰めで接戦となったが、ホークスは110―111で迎えた第4Q残り29・8秒、この日12得点と19リバウンドを記録したセンターのクリント・カペラ(27)がヤングの外したシュートをゴール下でしぶとく押し込んで勝ち越し。土壇場で獲得した2度のオフェンス・リバウンドをいずれも得点につなげて強敵をなぎ倒した。

 バックスは今ポストシーズンのホームゲームでは6戦目で初黒星。ヤニス・アデトクンボ(26)は41分で34得点、12リバウンド、9アシスト、ドリュー・ホリデー(31)は5本の3点シュートなどで33得点を挙げたものの、111―110で迎えた残り1分22秒から23・5秒までの攻防ではクリス・ミドルトン(29)、パット・コナートン(28)、さらにホリデーの3人がシュートを外し、地道にオフェンス・リバウンドを拾ったホークスに競り負けてしまった。

 今季20・4得点を記録したミドルトンは15得点にとどまり、今季の成功率が41・1%だった3点シュートは同点を狙って放った終了間際の1本を含めて9本すべて失敗。土壇場でのシュートの精度が勝者と敗者を分ける形となった。

 <東地区決勝の結果と日程>
 ▼第1戦(23日=ミルウォーキー)〇ホークス116―113●バックス
 ▼第2戦(25日=ミルウォーキー)
 ▼第3戦(27日=アトランタ)
 ▼第4戦(29日=アトランタ)
 ▼第5戦(7月1日=ミルウォーキー)
 ▼第6戦(7月3日=ミルウォーキー)
 ▼第7戦(7月5日=フェニックス)
 *日付は現地時間。第4戦以降の実施は結果次第

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