NBA球宴の先発が決定 主将は2年連続でジェームズとアデトクンボ 2月6日にドラフト!

[ 2020年1月24日 10:38 ]

3年連続で球宴の主将を務めるレイカーズのジェームズ(AP)
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 NBAオールスタゲーム(2月16日=シカゴ)の先発選手が23日に決定。最多のファン得票を集めたのは昨年同様、東地区がバックスのヤニス・アデトクンボ(25)、西地区がレイカーズのレブロン・ジェームズ(35)となり、「主将役」を務める両選手が今月31日に発表されるリザーブ選手(計14人=監督投票)と残りの先発選手を併せたメンバーの中から2月6日に“ドラフト”を行って今季の陣容が決定する。

 ジェームズの主将は球宴の投票方式がこのシステムに切り替わった2018年以降、3年連続でアデトクンボは2年連続。先発選手はファン投票のランクに50%、現役選手とメディア(100人)による投票のランクにそれぞれ25%が与えられて決まるが、ファン投票ではジェームズが627万5459票で全体トップ。昨季のシーズンMVPとなったアデトクンボは590万2286票だった。

 ジェームズはキャバリアーズとヒート時代を含めて通算16回目(すべて先発)の球宴で、これはカリームアブドゥル・ジャバー(レイカーズ=19回)、コービー・ブライアント(レイカーズ=18回)に次ぐ歴代3位の出場回数。先発16回は史上最多となっている。

 西地区でのファン投票2位は、昨季の新人王となったスロベニア出身のルカ・ドンチッチ(20)で、ジェームズとは16万3724票差。ドンチッチの年齢は球宴当日に20歳と353日になるが、これは史上6番目の年少記録となる。

 ファン投票数は昨季より7%増加。東地区ガード部門のファン投票2位はネッツのカイリー・アービング(27)だったが、3位のケンバ・ウォーカー(29)が選手とメディアの投票でともに1位となって総合順位でアービング(選手とメディアはともに6位)を上回った。

 東地区ガード部門で初出場&初先発を果たした2季目のガード、トレイ・ヤング(21)は所属しているホークスが現時点で東地区全体最下位の11勝34敗と低迷していることがネックだったが、今季リーグ3位の29・2得点を挙げているところが評価されてファン投票で1位、選手投票で3位、メディア投票では2位となって選出された。なお先発選手10人は以下の通り。

 ▼東地区選出ガード部門
 トレイ・ヤング(ホークス) 1+3+2=1・75
 ケンバ・ウォーカー(セルティクス) 3+1+1=2・0
 ▼東地区選出フロントコート部門
 ヤニス・アデトクンボ(バックス) 1+1+1=1・0
 ジョエル・エンビード(76ers) 3+2+2=2・5
 パスカル・シアカム(ラプターズ) 2+3+4=2・75

 ▼西地区選出ガード部門
 ルカ・ドンチッチ(マーベリクス) 1+1+1=1・0
 ジェームズ・ハーデン(ロケッツ) 2+2+2=2・0
 ▼西地区選出フロントコート部門
 レブロン・ジェームズ(レイカーズ) 1+1+1=1・0
 アンソニー・デービス(レイカーズ) 2+2+2=2・0
 カワイ・レナード(クリッパーズ) 3+3+3=3・0

 *数字は左からファン投票(×0・5)+選手間投票(×0・25)+メディア投票(×0・25)の順位とその合計ポイント。少ない方が上位。

 

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