ウィザーズが15勝目 1750キロを移動しての白星 キャバリアーズは6連敗

[ 2020年1月24日 11:22 ]

キャバリアーズのラブをかわしてインサイドを突くウィザーズのビール(AP)
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 NBAウィザーズは23日、オハイオ州クリーブランドでキャバリアーズと対戦し124―112(前半68―61)で勝って15勝29敗。ロードでは今季6勝目(18敗)を挙げた。前日はフロリダ州マイアミで東地区全体2位のヒートに善戦しながらも延長の末に129―134で敗れ、そのあと北に1750キロ離れたクリーブランドに移動。しかし長距離移動をこなしての2日連続の試合にもかかわらず、チームの生命線でもあるシューティングは安定していた。

 ウィザーズは第1Qの滑り出しで一時12点を追う展開になりながら反撃。第3Q残り2分45秒には20点のリードを奪った。八村塁(21)は19試合連続の欠場となったが、ブラドリー・ビール(26)が36得点と7アシスト、ダビス・バターンズ(27)も17得点を稼ぎ、今季平均で36・3%だったチームの3点シュート成功率は45・7%(35本中16本)に達した。平均得点(27・5)でリーグ6位につけているビールの30得点以上は7試合ぶりで今季15回目。球宴のリザーブ選手(計14人=監督投票)は31日に発表されるが、その中にビールの名前があるかどうかが注目されるところだ。

 キャバリアーズはウィザ―ズを率いるスコット・ブルックス監督(54)にとって現役最後のシーズン(1997年)を送ったチームでもあり、指揮官にとっては“古巣”を倒しての白星。このカードは今季1勝1敗となった

 不振のキャバリアーズは12勝33敗。コリン・セクストン(21)が29得点、ケビン・ラブ(31)は21得点、ベンチから出たラリー・ナンスJR(27)も22得点と12リバウンドを稼いだものの、チームは6連敗となった。

 ウィザーズはロード4連戦の2試合目を終了。26日には球宴初先発が決まったトレイ・ヤング(21)が所属するホークスとアトランタで対戦し、28日にはミルウォーキーで球宴での主将が決まったヤニス・アデトクンボ(25)を擁する東地区首位のバックスと対戦する。

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