球宴主将のジェームズがトリプルダブル 歴代3位の通算得点記録まであと「17」

[ 2020年1月24日 15:00 ]

ともに球宴の先発選手に選出されたレイカーズのジェームズとデービス(AP)
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 NBAは23日に各地で3試合を行い、西地区全体首位のレイカーズは敵地ブルックリン(ニューヨーク州)でネッツを128―113(前半75―70)で下して36勝9敗。ロードでは20勝4敗で、試合のなかった2位ジャズに4・5ゲーム差をつけた。

 この日、オールスターゲームで3年連続で“主将”を務めることが決まったレブロン・ジェームズ(35)は、34分の出場で27得点、12リバウンド、10アシストをマークし、8試合ぶり今季10回目のトリプルダブルを達成。16季目を迎えて通算得点は3万3626となり、歴代3位のコービー・ブライアント(元レイカーズ)まであと「17」と迫った。

 ジェームズとともに球宴でのフロントコート部門での先発が決まったアンソニー・デービス(26)は16得点と11リバウンド。チームの3点シュート成功本数は今季最多の19本(試投38)を記録した。

 ネッツは5連敗で18勝25敗。プレーオフ圏内ギリギリの東地区全体8位にいるが、同11位で15勝29敗のウィザーズとは3・5ゲーム差にまで詰まってきた。ガードのカイリー・アービング(27)はキャバリアーズ時代にチームメートだったジェームズを相手に20得点を挙げたものの、復帰後の出場試合での戦績は1勝4敗となった。

 西地区全体5位のマーベリクスは、敵地ポートランド(オレゴン州)でトレイルブレイザーズを133―125(前半78―63)で退けて28勝15敗。球宴初先発が決まった昨季の新人王、ルカ・ドンチッチ(20)が27得点と9アシストを記録し、ロードでは今季15勝5敗とした。

 トレイルブレイザーズは19勝27敗。20日のウォリアーズ戦で今季リーグ最多の61得点をマークしたデイミアン・リラード(29)が8本の3点シュートなどで47得点を稼いだが、勝機を見いだせなかった。

 <23日の結果>

ウィザーズ(15勝29敗)124―112*キャバリアーズ(12勝33敗)
レイカーズ(36勝9敗)128―113*ネッツ(18勝25敗)
マーベリクス(28勝16敗)133―125*トレイルブレイザーズ(19勝27敗)

 *はホームチーム

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