審判などの着用ウエアも発表　女性スカート廃止、男女グレーのパンツに統一

東京五輪・パラリンピックの公式服装発表でお披露目された、審判員などの競技役員が着る紺のジャケット（左）や紅色のシャツなど
Photo By 共同

　東京五輪・パラリンピックの日本選手団が着用する公式服装が23日、都内で発表された。開会式用は伝統の「日の丸カラー」ながらジャケットが白、パンツとキュロットが赤と、64年東京五輪とは上下が逆の配色。五輪とパラリンピックの選手が史上初めて同じデザインの服を着用する。

　組織委は審判などのオフィシャルが着用する2種類の公式ユニホームも発表した。AOKI製作のフォーマルウエアは紺のジャケットで、性の平等に配慮して女性のスカートを廃止し、男女ともグレーのパンツに統一。従来は男性がネクタイ、女性がスカーフだったが、自由に選べるようにした。また、アシックス製作のカジュアルウエアは虹色のポロシャツ、ジャケットにグレーのパンツを組み合わせた。どちらを着用するかは各競技団体が判断する。