コストルナヤが84・92点で首位発進 “ロシア3人娘”が上位独占 欧州選手権女子SP

[ 2020年1月25日 01:09 ]

アリョーナ・コストルナヤ
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 フィギュアスケートの欧州選手権は23日、オーストリアのグラーツで行われ、女子ショートプログラム(SP)で“ロシア3人娘”が上位3位を独占してフリーを迎えることになった。

 GPファイナル覇者のアリョーナ・コストルナヤ(16=ロシア)は、冒頭のトリプルアクセル、3回転フリップ―トーループの連続ジャンプの着氷でほんの少しスムーズではなかったものの、GPファイナルでマークした世界最高得点の85・45点に肉薄する84・92点の高得点をマークして首位発進した。

 GPファイナル2位でロシア選手権2連覇のアンナ・シェルバコワ(15=ロシア)は、冒頭のダブルアクセルから3回転フリップ、3回転ルッツ―ループのコンビネーションと全てのジャンプ成功と安定した演技を見せ77・95点をマークして2位。

 GPファイナル3位のアレクサンドラ・トルソワ(15=ロシア)は、冒頭のジャンプをトリプルアクセルではなく、ダブルアクセルで入ったものの着地が乱れたものの、残りのジャンプはきっちり決めて、シーズンベストの74・95点で3位に。4位にはアレクシア・パガニーニ(18=スイス)が自己ベストの68・82点で続いている。

 25日に行われるフリーでは、シェルバコワ、トルソワともに4回転ジャンプを投入してくる。GPファイナル同様、3人の表彰台独占になるのか…ロシア以外の選手が巻き返しの図るのか、注目だ。

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