幕下・納谷 取り直しの末3敗目喫し崖っ縁「ちゃんとできていない」

[ 2020年1月20日 15:10 ]

大相撲初場所9日目 ( 2020年1月20日    両国国技館 )

<大相撲初場所9日目>翠富士(左)に肩すかしで敗れる納谷(撮影・久冨木 修)
Photo By スポニチ

 昭和の大横綱・大鵬の孫、幕下の納谷(20=大嶽部屋)が取り直しの末に翠富士に敗れ、崖っ縁に追い込まれた。

 最初の取組は左で抱え込むような形になり、投げの打ち合いに。両者、同体のまま顔から土俵に落ちる気迫の相撲を見せた。気持ちを入れ替えて臨んだ取り直しの一番は、相手にあっさりと懐に入られ、肩透かしをくらって土俵に転がされた。

 「(相手を)正面に置いて(取って)いこうと思っていた。中に入られたくないというか…。普通に正面に置いて取ろうと思っていたんですけど」と立ち合いから翠富士のペースに持ち込まれ、苦しい相撲を強いられた。

 今場所は十両昇進の足場固めの舞台にしたかったが、3敗目を喫して勝ち越しも危ぶまれる状況になった。

 「体の調子もいいんで…。(相撲の)流れが悪いというか、ちゃんとできていない。(残り2番)しっかりやるだけです」と気合を入れ直していた。

続きを表示

2020年1月20日のニュース