貴景勝 正代との1敗対決で苦杯「まあ弱いね。残念です」ショック隠せず

[ 2020年1月20日 19:04 ]

<大相撲初場所9日目>正代に敗れ、支度部屋で渋い表情を見せる貴景勝(撮影・田中 和也)
Photo By スポニチ

 大相撲初場所9日目は20日、東京・両国国技館で行われ、大関・貴景勝が大一番で手痛い黒星を喫した。1敗でトップに並ぶ平幕・正代との決戦。立ち合いで正代にはね上げられて後退したが、突っ張り返してすぐに土俵際へ追い込んだ。しかし、土壇場で体を開いた相手に反応できず突き落とされて痛恨の敗戦。1敗対決に屈して、「今日が大事だった。まあ弱いね。自分で思う。残念です」とショックを隠せなかった。

 1差で追う展開になり、10日目は豪栄道を破った炎鵬と初顔合わせの対決になる。優勝するためには連敗は避けなければいけない。後半戦の出だしでつまずいたが、「準備してきたし、甘えがあったかと言われると自分の中では準備してきた。また明日、切り替えてやるだけ」と必死に前を向いた。

続きを表示

この記事のフォト

2020年1月20日のニュース