奈紗 逆転V圏内3差3位 3パット2度も耐え米4勝目見えた!

[ 2020年1月20日 05:30 ]

米女子ゴルフツアー ダイヤモンドリゾーツ・チャンピオンズ 第3日 ( 2020年1月18日    フロリダ州フォーシーズンズ・クラブ=6645ヤード、パー71 )

第3ラウンド、ティーショットを放つ畑岡
Photo By 共同

 4位からスタートした世界ランク6位の畑岡奈紗(21=フリー)は5バーディー、2ボギーの68と伸ばし、通算10アンダーで3位に浮上した。首位とは3打差。前半に3パットが2度あったものの、ショットは好調で、逆転での米ツアー4勝目を射程圏にとらえた。67で回った朴仁妃(パクインビ)(31=韓国)が通算13アンダーで首位をキープし、キムセヨン(26=同)が2打差の2位に続いている。

 絶対に外せないパットを沈め、逆転優勝へ望みをつなげた。風で難易度が増した18番パー3。第1打をグリーン左に大きく外した畑岡は約20メートルの寄せも2メートルオーバーした。厳しいパーパットを残したが、フックラインを読み切ってパーとし、右手でガッツポーズ。キャディーとグータッチを交わすと笑顔を爆発させた。首位に3打差と食い下がり「明日につながる。バーディーくらい価値のあるパー」と表情を緩めた。

 この日もショットは好調だったが、パットに苦しんだ。前半の2ボギーは共に3パット。2番は下りの8メートルから、9番も残り11メートルからそれぞれ3打要した。出だしの1番は3日連続でバーディーだったが「微妙な距離のパーパットが決められなかった」と唇をかんだ。それでも、後半は厳しい場面でパーを拾い、2つ伸ばした。13番パー5は3打目をピン右横6メートルにつけると「やっと決まってくれた感じ」と下りのフックラインを読み切って沈め、17番パー5も冷静に決めた。

 この大会は元MLB、元NBA選手らアマチュアとプロが一緒にプレーする。畑岡はこの日、元アスレチックスなどでメジャー通算103勝左腕のマーク・マルダー氏と同組。独特の雰囲気の中でも底力を示した。リオ五輪王者で首位を走る朴仁妃は3日間で1ボギーと抜群の安定感を誇る。逆転Vには猛チャージをかけるしかないが、「攻めていかないと。セレブとは楽しみながら、自分らしいゴルフをしたい」と開幕Vに意欲を見せた。

 《8勝中3勝が逆転》畑岡はこれまで日米両ツアーで通算8勝(メジャー3勝)をマークしている。内訳は最終日首位発進からの逃げ切りが5勝で、逆転は3勝。逃げ切りのイメージは強いが、節目の優勝は逆転で飾っている。

 国内メジャーで初のアマチュア制覇を果たした16年の日本女子オープンは最終日に首位から4打差、最終組かの5組前から出ての大逆転だった。18年のTOTOジャパンクラッシックは4打差3位で迎えた最終日に67で回って逆転。米ツアーメンバーとして初めて日本ツアー制覇を果たした。上位2人は強敵だが、3打差は十分V圏内といえる。

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