“レジェンド”トンプソン、有終ラストマッチ 日本での16年間に感謝「素晴らしいメモリー」

[ 2020年1月20日 05:30 ]

ラグビー トップチャレンジリーグ最終節   近鉄74―0栗田工業 ( 2020年1月19日    秩父宮 )

<栗田工業・近鉄>引退セレモニーで胴上げされる近鉄のトンプソン(撮影・尾崎 有希)
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 日本代表としてW杯に4大会連続出場したレジェンド、トンプソン・ルーク(38=近鉄)が先発フル出場を果たし、現役生活に終止符を打った。ニュージーランドから04年に来日し、三洋電機(現パナソニック)で2年、近鉄で14年間プレー。「トモさん」の愛称で親しまれたロックが、1万4599人のファンに見送られた。チームは7戦全勝でリーグを制覇した。

 最後はチームメートが見守る前で自身のコンバージョンキックが外れ、現役生活の終わりを告げるホイッスルが鳴った。スタンドから一斉にねぎらいの言葉が飛ぶ。トンプソンは手を振って応え、仲間と固く抱擁した。

 「ちょっと疲れた。久しぶりの80分間(なので)。今日は特別な日。最後の試合でたくさん(ファンが)来た。いい結果、いいグラウンド、素晴らしいメモリー」。硬軟交えて、気持ちを表現した。

 功労者には伝統的な儀式も用意された。後半31分、9本目のトライが中央に決まると、コンバージョンを任されたのはトンプソン。やや不器用な助走ながら、最初で最後のゴールを決めた。ロスタイムにはトライのお膳立てをされたが、即座にパス。「もちろん取りたいけど、足遅いから。チームが勝ったら、僕のトライはどうでもいい」と最後までフォア・ザ・チームを貫いた。

 「今は疲れた。シャワーが欲しい。ちょっと臭い」。近年は自らを「おじいちゃん」と称した38歳が、人々を魅了し続けたラグビー人生を終えた。

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