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こだわり旬の旅

【長野・信濃町】野尻湖ナウマンゾウ博物館 復元像が大迫力

[ 2021年3月22日 14:56 ]

巨大なナウマンゾウ(右)とオオツノジカの復元像が大迫力の野尻湖ナウマンゾウ博物館(信濃町振興局提供)
Photo By 提供写真

 ワカサギ釣りの後は、同じ野尻湖畔から出土する約4万年前のナウマン象の化石を展示する「野尻湖ナウマンゾウ博物館」を訪ねた。

 18年にリニューアルした館内に入ると、目に飛び込むのが巨大なナウマンゾウの実物大の復元像。高さ3メートル、体長6メートルで、鋭い牙を付きだし、向かってくるような姿は迫力満点。斜め向かいには頭高2メートル、体長3メートルという、これまたビッグなオオツノジカの実物大復元像が鎮座。こちらも一緒に発掘された約4万年前の化石で、まさに太古の世界に迷い込んだ感じだ。

 湖畔からはほかにもナウマンゾウ46頭分の歯や骨の化石などが見つかっており、館内ではそれらと石器の道具類などを合わせた約1万点を展示。さらに化石の発掘体験やシカ革の服を着て“野尻湖人”スタイルで写真を撮るコーナーなどもあり、時間が経つのも忘れるほどだ。入館料500円。黒姫駅からタクシーで10分。(電)026(258)2090。

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