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こだわり旬の旅

【横浜】お皿に咲いた真っ赤なバラ…食べてしまうのがもったいない“花グルメ”の数々

[ 2022年4月10日 18:59 ]

ローズホテル横浜の真っ赤な「ザ・ローズ」。本物と見まがうほどだ
Photo By スポニチ

 花巡りと合わせて楽しみたいのが花グルメ巡り。ガーデンネックレスを主催する横浜市は、NPO法人横浜ガストロノミ協議会と連係、「花味絵図」として約60店舗が「花」、「春」などをテーマに考案した66種類の特別メニューを提供しているのだ。

 その中から選んだのは、ローズホテル横浜=(電)045(681)3311=1階レストラン「ブラスリーミリーラ・フォーレ」のスイーツ「ザ・ローズ」(税込み596円)。その名の通り、真っ赤なバラを象ったフワンボワーズ(木イチゴの一種)のムースで、表面には朝露に濡れたように銀色の粒のアラザンを配し、まるで本物のバラが咲いたよう。中にはダコワーズ(焼き菓子)とバニラのムース、フワンボワーズのジュレを忍ばせている。

 食べるのがもったいないほどだが、口に含むと意外に甘くなく、あっさりした味わい。ジュレの甘酸っぱさがいいアクセントになっており、紅茶のアールグレー&ローズ(同800円)が良く似合う。隣接するパティスリーでは販売(同518円)もしており、お土産などに最適だ。

 一つじゃ寂しいと、近くの横浜中華街を訪ね、上海料理を中心に四大中国料理を提供している揚州飯店本店=(電)045(651)5108=で「バラ香る杏仁(あんにん)豆腐」(同770円)を味わった。大きなガラス皿に入った杏仁豆腐の上に、イチゴ、バラ風味のジュレ、バラの花びらなどが載った特別メニュー。杏仁豆腐とのコラボぶりは抜群で、“豆腐ムース”のよう。新感覚のスイーツを思わせた。

 ▽利用法 Webサイトで店のページを印刷したコピーかスマホの画面、現地に置かれたガイドブックを訪れた店に提示すれば、ガーデンベアコースターがプレゼントされる。  

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