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こだわり旬の旅

【神奈川・横須賀&川崎】ジブリファン必見!“プロデューサー・鈴木敏夫”を形成した蔵書8800冊とは

[ 2024年4月5日 14:58 ]

「鈴木敏夫とジブリ展」開催中の横須賀美術館。ガラスと鉄板の入れ子構造が美しい
Photo By スポニチ

 久里浜港から海岸沿いに車で約30分、京急線馬堀海岸駅からバスで約10分の東京湾を見下ろすように建つ横須賀美術館で、開催中の「鈴木敏夫とジブリ展」(観覧料2000円、6月18日まで)=(電)046(845)1211=を見学した。鈴木氏は、米アカデミー賞長編アニメ映画賞を受賞した「君たちはどう生きるか」の宮崎駿監督や高畑勲監督の作品に関わってきたスタジオジブリのプロデューサーで、同展開催は全国8カ所目。7コーナーで構成され、鈴木氏が幼少期から今まで時代を駆け続けている中で出会った映画作品や書籍を展示するとともにに、スタジオジブリの誕生秘話や映画の企画・宣伝の裏側を紹介している。
 圧巻は約1000作品の映画と蔵書8800冊を一挙公開する映画コレクションと本棚。書籍は児童文学から漫画、哲学書と幅広く、常に時代を先取りしてきた鈴木氏の真の姿を見る思い。約3メートルの巨大な湯婆婆、銭婆の口に手を入れて引く恋愛・開運おみくじ(無料)は、童心に帰れて楽しかった。また、無料送迎バスで約10分の三笠ターミナルでは、「千と千尋の神隠し」の特別展が行われており、こちらも“ジブリワールド”満開。もう一度、ジブリ作品が見たくなった。

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