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こだわり旬の旅

【長野・岡谷&駒ヶ根】そびえ立つ「御柱祭」のもみの木 見どころいっぱいの諏訪大社下社秋宮

[ 2023年5月4日 14:57 ]

諏訪大社下社秋宮の、青銅製では日本一の大きさの狛犬と神楽殿
Photo By スポニチ

 翌日は岡谷市の隣、下諏訪町の諏訪大社下社秋宮、春宮のうち秋宮を訪ねた。同大社は全国に1万社以上ある諏訪神社の総本社で、国内最古の神社の一つであり、諏訪湖周辺に上社(本宮・前宮)を含め4宮の境内地が存在。建御名方神と八坂刀売神を御祭神としており、秋宮は見どころが多い。

 鳥居をくぐると樹齢800年という巨大な寝入りの杉。続いて高さ1・7メートルの、青銅製では日本一の大きさという狛犬の間を通り、長さ7・5メートル、重さ500キロの大しめ縄がかかる神楽殿を経て、幣拝殿で参拝。両殿は国の重要文化財に指定されているが、目を引いたのは幣拝殿の四隅に立つ巨大な御柱。7年に1度行われる御柱祭で立てられるもみの木で、昨年4~5月の開催時に使われたもの。向かって右から時計回りに一~四の柱が立ち、最大の一の柱は長さ17メートル、重さ10トン以上。そばに寄ると祭りの喧噪が聞こえるような気がした。岡谷ICから車で約15分。(電)0266(27)8035。

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