×

こだわり旬の旅

【千葉・南房総】館山のソウルフード「炙り海鮮丼」が進化!3段どんぶりに新鮮魚介類ぎっしり

[ 2023年1月5日 18:59 ]

豪華で彩りも鮮やかなな炙り海鮮丼。(左から時計回りに)刺身&カルパッチョ、炙り海鮮、押し寿司&巻き寿司
Photo By スポニチ

 館山市で豪華海鮮丼に出会った。地場食材にこだわったご当地グルメ「炙り海鮮丼」で、昨年2月にデビュー10周年を記念してリニューアル。“OMOTENASHIプレミアムご当地グルメ”として地元が力を入れるソウルフードだ。

 現在、「たてやま旬鮨海の花」、「波奈総本店」、「たてやま温泉千里の風」、「休暇村館山」の4店で提供。江戸時代の小説「南総里見八犬伝」にちなみ地場産魚介類8種類、佐賀県有田町で見つけたという特製3段どんぶりとサザエ用五徳、館山産の米を使用するなどのルールを基に、それぞれ工夫をこらした独自の丼に仕上げている。

 その中から、洲崎神社からバスで6分の休暇村で味わったが、配膳された朱色の3段重ねのどんぶりにまずビックリ。上から順にサザエや千葉県の郷土料理・さんが焼き、キンメダイなど魚介5種類の「炙り海鮮」、スズキ、トビウオなど地魚3種類とイタリア風サラダの「刺身&カルパッチョサラダ」、ビーツなどを重ね、神戸レタスで巻いた「海鮮押し寿司&野菜巻き寿司」が盛り付けされ、タイの荒汁、牛乳プリンが付いた豪華版。どれもが新鮮で、バリエーションあふれる味わい。これまで見たこともない、食べたこともない“シン海鮮丼”だ。

 「房総半島最南端の館山市は水産と花の町。その魅力を食で表現しようと考案した。魚はあぶった方がうまいとの声も参考にして、開発には1年かかった」とは同市観光協会室長の木村義雄さん。この10年で約12万3000食以上を提供。今年、館山産の旬の野菜を使ったカルパッチョサラダを加え、ちらし寿司を巻き寿司などに替え、バージョンアップしたというが、これで税込み2500円はお得感たっぷり。また食べに来なくてはなるまい。

 問い合わせは館山新・ご当地グルメ推進協議会=(電)0470(22)2000。各店とも要予約。 

続きを表示

この記事のフォト

バックナンバー

もっと見る