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こだわり旬の旅

【神奈川・横須賀&川崎】ペリー公園、上陸記念碑の巨大さに圧倒!あの有名な落首の碑も

[ 2024年4月5日 14:59 ]

ペリー公園に建つペリー上陸記念碑。文字は「紀念碑」と彫られている
Photo By スポニチ

 久里浜港から徒歩10分の海沿いに、ペリーの久里浜上陸を記念して造られたペリー公園がある。日本の歴史公園100選にも選ばれた、広さ約7100平方メートルの公園で、「ペリー上陸記念碑」と「ペリー記念館」(入場無料)=(電)046(834)7531=が立つ。

 記念碑は1901年(明治34)、ペリー上陸と同じ日の7月14日に除幕式が行われ、高さ5・25メートル。表面には、初代内閣総理大臣伊藤博文の筆による「北米合衆国水師提督伯理上陸紀念碑」との文字が刻まれ、見る者を圧倒する。記念館は2階建ての洋風建物で、横須賀市市政80周年を記念して87年(昭和62)に開館。1階は黒船来航を再現したジオラマ模型、2階にはペリー上陸にまつわる貴重な資料がそれぞれ展示され、当時の様子がうかがえた。

 また入り口横には、幕府の老中間部詮勝(まなべかつあき)作ともいわれる、「上喜撰」というお茶と黒船などの「蒸気船」をかけた落首「泰平のねむりをさますじょうきせん たった四はいで夜も寝られず」が書かれた「じょうきせんの碑」も。久里浜港を発着する黒船フェリーを目にするチャンスがあれば、当時の驚きを共有できるかも。京急久里浜駅から徒歩約20分。

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