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こだわり旬の旅

【千葉・南房総】水平線まで一直線!ノスタルジックな原岡桟橋 あの映画の舞台にも

[ 2023年11月4日 14:57 ]

大海原に向かってまっすぐに伸びる原岡桟橋。実にノスタルジックだ
Photo By スポニチ

 館山夕日桟橋が日本一の長さなら、原岡海岸~多々良海岸間にある原岡桟橋(岡本桟橋)は、全国でも数少ない木製の桟橋。1921年(大10)に漁業用として整備された歴史があり、映画やドラマなどのロケの舞台としても有名。最近では二宮和也主演の映画「アナログ」のロケ地にもなっており、どうしても見たくてやって来た。

 長さは160メートル、うち木製部は30メートルと夕日桟橋には及ばないが、マリンブルーの海が広がる水平線に向かって一直線に伸びる姿は、レトロでノスタルジック。手すりも柵もなく、先端まで行くと周りを海に囲まれた感じ。晴れた日に見えるという富士山こそ姿を隠したままだったが、それを補って余りあるほどの景観だ。

 夕方になれば電柱に明かりがともり、ジブリ映画「千と千尋の神隠し」のような世界観になるともいわれる桟橋。1度は訪れたい観光スポットだ。車は富津館山道富浦ICから約7分、電車はJR内房線富浦駅から徒歩約15分。問い合わせは南房総市観光協会=(電)0470(28)5307。

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