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こだわり旬の旅

【山梨・北杜】無人運営のコンドミニアムで別荘気分 夕食は甲州牛に舌鼓

[ 2023年7月4日 15:59 ]

おしゃれな建物がこれからの宿泊施設を予感させる「Rakuten STAY VILLA 八ヶ岳」
Photo By スポニチ

 宿を取ったのは、JR中央線小淵沢駅からタクシーで約5分の「Rakuten STAY VILLA 八ヶ岳」。メゾネット型のコンドミニアム9室が個別に建つ宿泊施設で、全室が約100平方メートル、2階建て。定員8~10人で、事前にメールで通知された鍵番号でスマートロックを解錠して入室。チェックインは室内のタブレットでOKで、プライベートを守れるのがいい。

 子ども連れでも快適に過ごせる「ファミリールーム」、大人のグループ旅行に適した「スタイリッシュルーム」、明るくさわやかな内装の「シンプルモダンルーム」の3タイプ(各3室)で構成され、選んだのは「スタイリッシュ…」の定員8人部屋(他は10人)。約110平方メートルの2LDKで、1階に寝室と浴室、2階にリビング、キッチン、ダイニングなどがあり、まさに別荘感覚だ。

 購入してきた缶ビールなどを入れようとキッチンの冷蔵庫を開けると、100年の歴史を持つ白州町のワイナリーの「シャルマンワイン」赤白各1本(各360ミリリットル)が。「シンプルモダン…」には八ヶ岳ビールが用意され、どちらもサービスというからうれしい。ジャグジー機能付きの風呂で汗を流し、85インチの大型テレビが設置された広々リビングで冷えた白ワインを1杯。標高600メートルの冷涼な気候が育てたさわやかな味が全身に染み渡った。

 宿泊は夕朝食付きプランで、夕食は近くの「道の駅こぶちざわ」にあるリストランテ「ロトンド小淵沢」提供のトスカーナセットなど4種類の中から、「甲州牛」のすき焼きセットを注文。良質な霜降りの甲州牛はほんのりと甘く、かむたびに牛肉の旨味が口いっぱいに広がり、赤ワインが進んだ。翌日の朝食は同じロトンドのピタサンドセットに舌鼓。窓を開けて見上げた空は、ひときわ澄み切っていた。

 ▽行かれる方へ 車は中央道小淵沢ICから約4分。犬が泊まれる部屋4室。料金は1部屋1泊素泊まり2万円台から、同夕朝食付きプラン4人で6万2000円(ともに税込み)から。詳細はhttps://stay.rakuten.co.jp/villa/yatsugatake/

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