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こだわり旬の旅

【東京】ニューオープンの2店でまぐろを堪能 “最強”の寿司か、焼いて食べ尽くすか?

[ 2022年5月2日 18:59 ]

ボリュームたっぷり、「板前寿司アクアシティお台場店」の最強本まぐろセット(板前寿司提供)
Photo By 提供写真

 クルーズで見えたお台場などに、本格的にまぐろが味わえる店が相次いでオープン。海散歩の足で味わった。

 ゆりかもめ線台場駅から徒歩5分の「板前寿司アクアシティお台場店」=(電)03(5579)6450=は、08年から4年連続で東京築地市場の初競りで大間のまぐろを最高値で落札したことで知られる板前寿司のチェーン店。今年の東京豊洲市場初競りで同様に本まぐろを最高値で落札した仲卸業者から毎日仕入れているのが特徴だ。

 都内の店舗では唯一“高級寿司の食べ放題”(50品以上を70分で男性5480円、女性4380円)を行っているが、頼んだのは「最強本まぐろセット」(3480円)。カマとろ2貫、中とろ3貫、赤身5貫、ねぎとろ細巻き、とろたく手巻きなど、まぐろを存分に食べられるメニューで、口にふくめば1個1個がとろけていくよう。まぐろが大好きだけに、至福のひとときとなった。

 地下鉄東西線門前仲町駅から徒歩3分の「マグロスタンダード」=(電)03(5809)8066=はまぐろ専門の居酒屋。店頭に掲げられた大きなまぐろのオブジェが目を引く。

 捨てるところがないといわれるまぐろをマグロ焼き、刺身、煮込みなどさまざまな料理にして提供するのが売りだが、圧巻はマグロ焼き(480円から)。本まぐろの大トロ、中トロから、「エラブタ」と呼ばれるエラ裏の軟骨や、ホルモン「腸管」、「ハツモト」、「頬肉」、「レバー」など希少な部位まで全12種類を、目の前の鉄網で自分で焼いて食べるのだ。骨と骨の間にあるまぐろの身を貝殻で削りながら、たくあんなどとともに食べるお通しもユニーク。歯応えのあるエラブタ、コリコリとした腸管、トロッとしたレバーなど、味わいもこれまでにないものだった。

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