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家族団らん ハゼの季節 初秋でも当たり多数 みんなで楽しめる

[ 2023年9月26日 07:25 ]

弟の友陽と江戸川へ。“師匠”はさすがの腕前だった
Photo By スポニチ

 【釣り女子アナの伝えたいこと】初秋のファミリーフィッシングの定番といえばハゼ釣り。名所である江戸川放水路周辺が盛り上がっていると聞き、釣りが大好きなアナウンサー・大塚ひとみが“師匠”とともに向かった。

 この時季から晩秋にかけて楽しめるハゼ釣りは、初心者でも挑戦しやすいことからファミリーフィッシングの対象魚として親しまれている。今回訪れたのは、千葉県市川市妙典にある東京メトロ・東西線高架下。江戸川はコンクリートで護岸されており、足場はフラットで釣りやすいため、到着した午前7時ごろにはすでに家族連れが竿を出していた。頭上を走る東西線の電車には、通勤ラッシュにもまれる人たちが乗っている。敬意を払い一礼。ガタン、ゴトンという走行音をBGMにスタートした。

 仕掛けをキャストし、深場のポイントを狙う。コツを教えてくれるのは筆者の釣りの師匠である弟・友陽(26)。3歳で釣りに目覚めた弟に付き添いながら、竿を握る喜びを筆者は知ったのだ。「ハゼ釣りのコツは餌を動かして誘うこと。ハゼは動くものに反応して食いつく習性があるからね」。教わった通りにオモリを跳ねさせるとブル、ブル、ブル…。「あれ。ハゼって大きな魚だっけ?」と勘違いしてしまうほど強い当たり。驚き過ぎてうまく合わせられず、逃げられてしまった。

 一方の弟はというと「乗った!」。1投目からうまくハリに掛け、10センチほどのハゼを釣り上げた。想像よりも小ぶりのハゼと分かり、筆者は餌のイソメを小さく、小さくカットし「よし、これで掛かってくれ」。今度は食わせることに成功。上がってきたのは、焦げ茶色に斑点模様の体に、ひょっこり出た黒目が愛らしい1匹。何度もバケツから飛び出てくるほど元気だった。

 釣りをしながら気になることが。「眉毛、そった?」。「う、うん…」。「眉頭は残してそった方が良いよ」。時間の流れに誘われ、姉弟のほのぼのトークをしていると、あっという間に納竿に。結果、朝の短時間釣行で筆者は5匹、弟は15匹。トリプルスコアとは、トホホ…。弟は「合わせが少し遅いから次は即合わせで頑張ってみて」と余裕のアドバイス。シーズンイン直後でまだ小ぶりの魚体が主体だが当たりは多数。一回り大きくなった時季を狙い、再挑戦したくなった。

 近くで釣りを楽しんでいたのは、千葉県船橋市の渡辺雅昭さん(52)と妻、息子の林太郎さん(20)。「ツ抜けできた~!」と喜び合う声が江戸川に響く。数年前に雅昭さんが釣りにハマり、家族そろって釣行するようになったという。雅昭さんは「息子が北海道の大学に通っているので、帰ってきてゆっくり楽しめるのはハゼ釣りかなと思って来ました。自分が一番楽しんでいますが…」とニッコリ。林太郎さんも北海道で釣りを始めたのだそう。ハゼ釣りを通じて、父親の思いが息子に伝わっているように感じた。

 ○…釣ったハゼを実家に持ち込み、天ぷらにして両親に振る舞った。フワフワの白身に塩を少し振りかけて食べると、口いっぱいにほのかな甘みが広がった。“秋の味覚”を堪能した両親は「大人になってから、姉弟で釣りを楽しんでいるなんてうれしい」と目を細めた。ハゼ釣りには家族の絆を深める…そんな魅力があるのかも。

 ◇大塚 ひとみ(おおつか・ひとみ)1993年(平5)生まれ、千葉県出身。フリーアナウンサー。NHK宇都宮放送局、栃木放送、ウェザーニューズを経てフリーに。釣り歴はカサゴなど小物釣りを中心に20年。

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