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【芦屋大バレーボール部女子】意識改革を徹底!! ブロック強化で上位進出狙う

[ 2025年6月24日 07:00 ]

ベスト8進出を狙う芦屋大バレーボール部女子
Photo By スポニチ

 第51回西日本バレーボール大学女子選手権大会(西日本インカレ)が26日に広島県立総合体育館で開幕する。そこで、今回のスポニチキャンパスでは今大会に出場する芦屋大にスポットをあて紹介する。

 芦屋大は関西大学バレーボール春季リーグ戦女子2部で6勝1敗、セット率で武庫川女大を上回り優勝を果たして秋季リーグ戦での1部復帰を決めた。西日本インカレでのチーム目標は、ベスト8進出での全日本インカレ出場権獲得だ。

 薄木悟監督(39)が今年4月に就任。取りかかったのは、ブロックの意識改革だった。

 「3月に練習を見にきはじめて最初に感じたのは、フェイントのボールがよく落ちていたこと。守備の形を変えてボールが落ちにくくなった。もう一つがブロックのシステム。選手と話している中で、(ブロックを)抜けたボールがどっちの責任だったかということが曖昧でした。ブロックが閉まっていて横抜けしたが、レシーバーの責任なのか、それともブロッカーがただ閉められていなかっただけなのか、あやふやだった。今のはどっちなんだというのを明確にすることによってお互いが感じ取って動きやすくなったのです」

 選手自身がより具体的に考えるようになることでポジショニングをはじめとした動き方が改善されたのだった。オポジットの奥出望未主将(臨床教育学部4年=奈良文化)は「明らかに技術が変わったと思います。チームとして特にブロックが得意ではなかったのですが、1カ月ちょっとで成果が表れはじめました。試合でもブロックで点が取れるようになりました」と、確かな手応えを感じ取った。

 昨年と今年の違いは、ブロッカーとレシーバーの意思疎通が綿密にできていること。役割分担ができ、ブロックはしっかり閉めて、打たせるコースにレシーバーが入る。ワンタッチはコートの中に残せるようにして、切り返して得点を取るという形をつくることを意識している。もちろん、1部と2部の違いはあるだろうが、奥出主将がこの春、2部リーグ2位のブロック20得点をマークした結果が自信につながったのは間違いない。

 西日本インカレは上位進出が目標にはなるものの、薄木監督は「日頃は試合できない大学とやるチャンスでもあるので、(春季リーグ戦)2部で戦ってきた自分たちと上のチームとの差がどれだけあるのかも見極めたい」と言う。その視線の先には秋季リーグ戦、全日本インカレがある。 


《ブロック強化で得た対応力をアタックに生かす》

 ブロックの意識改革は、セッターにも好影響を与えた。青木優(臨床教育学部4年=氷上)は「レシーブポジションを大きく変えました。前よりレシーブが格段に上がるようになったり。無駄な動きが減ってレシーブが上がる確率が増え、そこから自分たちのカウンターで、自分もトスを上げやすいレシーブがすごく増えたなって実感しています」と、春季リーグ戦での成長を振り返る。

 さらに、青木は試合中のタイムアウトの際に薄木監督と話し合う機会が増えたという。「相手のブロッカーの身長が高い時の対処方法とか、ボールの下に入るのが遅れて手だけで上げにいってしまったりとかするので、しっかりボールの下に入って落ち着いてプレーしろというアドバイスをしていただきました」

 アウトサイドヒッターの坂口澪奈(経営教育学部3年=京都橘)も「チーム内でも今のブロックはこうやったな、みたいな話し合いが増えたと思うし、自分たちのミスに対する捉え方を一人ずつ考えるようになったことがブロック強化につながっている」と、実感したようだった。坂口は攻撃的な選手ということもあり「チームで一番得点力があり、ジャンプ力もあります」(薄木監督)という。本人は「パワーがあるわけじゃないので、ブロックを使って攻撃することを意識しています」とブロック強化で得た対応力をアタックに生かしている。


 【芦屋大バレーボール部女子】大学の強化クラブで現在の部員は18人。練習は火曜日オフの週6日。昨秋のリーグ戦は1部で1勝10敗の12位となり、2部降格が決まった。今春のリーグ戦2部は6勝1敗で1位になり、今秋のリーグ戦1部復帰を決めた。24年の主な戦績は、全日本インカレ2回戦敗退。

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