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【神戸学院大女子バレーボール部】4年ぶり出場の全日本インカレを1部復帰への「パスポート」にする

[ 2024年11月20日 07:00 ]

笑顔でVサインを決める神戸学院大女子バレーボール部のメンバーとコーチ、左端は秋田監督(撮影・後藤 正志)
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 バレーボールの大学日本一を決める全日本大学選手権(全日本インカレ)は25日に開会式が行われ、26日から熱戦の火ぶたが切られる。関西から出場する女子の神戸学院大は東海大と激突。4年生にとっては大学生活最後の大会。バレーボールに打ち込んだ学生生活最後の舞台で完全燃焼を目指す。

 関西大学バレーボール連盟2部の神戸学院大は、1部に在籍していた20年以来4年ぶりの全日本インカレ出場だ。

 1部再昇格、インカレ出場を目標に掲げた今年は春季リーグ戦で7勝3敗の2位、秋季リーグ戦は6勝4敗の3位に終わったが、6月の西日本インカレでベスト8に入り全日本インカレ出場権は獲得した。

 秋田和彦監督(69)は「春季リーグは勢いがあったので、何とか優勝をと思ったのですが…。今のチームは1部経験者がほとんどいないので」と、2部制覇に至らなかったリーグ戦を振り返る。1年生時からコートに立ち続ける大西帆海主将(4年=日ノ本学園)が卒業するまでに1部復帰を目指してきたが、その願いは実らなかった。それだけに、全日本インカレでは来季につなげるためにも何らかの成果を挙げたいところだ。

 身長1メートル65ながら持ち前のジャンプ力でチームのエースの座を築き上げてきた大西主将は「1年生の時から経験してきたことを悔いのないように出し切りたいです」と、意気込む。バレーボールは大学までと決めており「インカレはバレーボール人生の集大成。挑戦する心を忘れずに試合に臨みたいです」と、悔いの残らないプレーを誓っている。

 小野こはな(3年=実践学園)、上田萌果(2年=滋賀短大付)の両ミドルブロッカーは初の全国の舞台に心を躍らせている。テンポの速い速攻が持ち味の小野は「仲のいい4年生と1試合でも多く試合をしたいという気持ちはあります」と話し、上田は「全国を相手にどれだけ通用するのかワクワクしています」と、開幕が待ち遠しい様子だ。

 秋季リーグ戦直前に腰を痛め、前半戦は痛み止めの注射を打ちながらプレーし続けた小野も後半戦は完全に回復。故障者を抱えて戦った秋季リーグとは違い、全日本インカレは万全の態勢で臨めそうだ。3年生が主体の現チームにとって、今回は経験値を上げる絶好の舞台。秋田監督は「自信になる試合をして来春に1部復帰への足がかりにしたい」と、4年ぶりの全日本インカレの結果に期待を寄せている。

 神戸学院大女子バレーボール部は、夏場にビーチバレーを行っている。6月の西日本インカレが終了すると、インドアの体育館から砂の上でのプレーにシフトチェンジ。今年は明石市長杯関西大学ビーチバレーボール男女選手権で大西主将と浜元美玲(3年=大阪緑涼)のペアが優勝を果たし、全国大会でもベスト8に進出した。

 大西は「大学入学が決まってビーチバレーにも力を入れていることを知りました。砂で足を取られるので最初は難しかったのですが、ジャンプ力がついてスパイクを打つコースの幅も広がったと思います」と、インドアのバレーボールへの効果を実感したという。バレーボール自体は大学卒業とともに辞めるものの、ビーチバレーは「機会があれば続けていきたい気持ちはあります」と、その魅力にはまった。

 小野は「まだビーチバレーでは結果を残していませんが、インドアのバレーボールにフィードバックできている部分はありますね」と、効果を認めている。ビーチバレーを始めて2年の上田は「私にビーチバレーは向いていないと思うのですが、体力はついてきたと思います」と、夏場の特訓期間の成果は感じている様子だった。 

 ▽神戸学院大学女子バレーボール部 2005年(平17)創部。11年春に2部優勝し、1部昇格を決める。20年の全日本インカレでは初戦の神戸親和女子大戦で敗れる。大学では硬式野球部、女子駅伝競走部の特別強化クラブに続き、アメリカンフットボール部、サッカー部などとともに強化クラブに指定されている。今年は2部で春季リーグ戦2位、秋季リーグ戦は3位。

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