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韓国に感謝のはずが…メキシコ応援の料理人、アジア人差別のジェスチャーで物議

[ 2018年6月28日 14:05 ]

歓喜するメキシコのサポーター (AP)
Photo By AP

 米国のスペイン語テレビ局「テレムンド」が放送した番組の中で出演者が目尻を引っ張り、目を細くするアジア人差別のジェスチャーを見せた。

 現在、開催されているサッカーのワールドカップにおいて、メキシコは韓国がドイツを下したことにより、決勝トーナメント進出が決定。番組ではメキシコを応援する出演陣が決勝トーナメント進出を祝ったが、その中で「シェフ・ジェームス」という料理人が冒頭で述べたジェスチャーを見せながら歓喜した。このジェスチャーは波紋を呼び、ツイッターを中心に「アジア人差別だ」と批判の声が噴出。米国のヤフースポーツも27日にこの話題を取り上げた。

 野球の大リーグでは昨季のワールドシリーズでアストロズのグリエルがドジャースのダルビッシュからホームランを放った際、ベンチで同様のジェスチャーを見せたため、リーグから出場停止処分を科せられた。この料理人は同局の番組でホストを務めているというが、歓喜の中とはいえ、あまりに不適切な振る舞いだった。

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2018年6月28日のニュース