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柴崎、リード許してボール回し「なかなか珍しい」も決勝T「16強の壁越える」

[ 2018年6月29日 02:05 ]

W杯ロシア大会1次リーグH組   日本0―1ポーランド ( 2018年6月28日    ボルゴグラード )

<日本・ポーランド>前半、相手選手と激しく競り合う柴崎(撮影・西尾 大助)
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 サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会第15日は28日、1次リーグ最終戦が行われ、H組の日本(FIFAランク61位)はポーランド(同8位)に0―1で敗れたが、H組2位で2010年南アフリカ大会以来2大会ぶり3度目となる決勝トーナメント進出が決まった。前回大会8強のコロンビアが1―0でセネガルを下して勝ち点6とし、3位から首位に浮上して1次リーグを突破。日本はセネガルと勝ち点4で並んだが、反則ポイントの少ない日本が2位となり、16強入りが決まった。

 試合後、中継したフジテレビのインタビューで、フル出場したMF柴崎は前代未聞の展開となった後半終盤のボール回しについて「なかなか珍しいと思う。点を取られてから、他会場との兼ね合いで、追加の点だけは取られないようにしてくれと指示があった」と説明した。

 先発6人の入れ替えについては「スタメンは監督が決めることなので、僕らはそれを信じて、選ばれた選手がピッチでしっかりプレーする。今までスタメンで出ていた選手もベンチから声を出してくれたし、チーム一丸となって得ることができた結果だと思う」とコメント。

 次戦に向けて「日本の歴史上、ベスト16の壁を越えてないので、まずはそこを越えたい。その先は未知の世界だが、とりあえずベスト16で日本がグループリーグで示した一体感やチームの姿勢をぶつけたい」と意気込みを語った。

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