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西野監督“超勝負手”!先発6人入れ替えも 酒井高を右MFで初起用

W杯1次リーグH組   日本―ポーランド ( 2018年6月28日    ボルゴグラード )

真剣なまなざしの西野監督(撮影・小海途 良幹)
Photo By スポニチ

 W杯ロシア大会に出場中の日本代表は28日(日本時間午後11時)、ボルゴグラードで開催される1次リーグ最終戦でポーランドと対戦する。2大会ぶり3度目の決勝トーナメント進出を懸けた大一番で、西野朗監督(63)が24日のセネガル戦から先発を最大で6人も入れ替える可能性が高まった。引き分け以上で文句なし、負けてもコロンビア―セネガル戦の結果次第で16強入りが決まる中、勝負手を打つ。

 つまずいた。ポーランド戦の前日会見。登壇の際、西野監督は段差に足をぶつけたが、少しよろけただけで踏みとどまった。ダンディーに、両手を広げるセーフポーズ。同時通訳機を同席した広報に装着してもらうおなじみのやりとりで笑いを誘うと「湿気は想像以上。一人一人疲弊してる中で戦わないといけない。疲れを知らないボールを走らせたい」と大一番を見据えた。

 運命の一戦で大胆極まりないタクトを振る。19日のコロンビア戦、24日のセネガル戦は先発を固定したが、複数の関係者によるとポーランド戦ではメンバーを大幅に入れ替える可能性が高い。指揮官は開幕前から「固定したメンバーで戦えるとは思っていない」と総力戦を想定。事前合宿中の親善試合3試合で全23選手を起用するなど“伏線”を張ってきたが、大一番を前に肝を据えた。

 試合当日の状態を見て最終決断を下すが、最大で先発6人を変更。吉田、柴崎、長友、酒井宏ら軸は残すが、酒井高を一度も起用していない右MFに抜てきするなど、岡崎、武藤、宇佐美、山口、槙野らフレッシュな選手をピッチに送り出す。試合開始時間午後5時の予想気温は36度。過酷な環境を想定し、ターンオーバー制を敷く。

 引き分け以上、負けても同時開催のコロンビア―セネガル戦の結果次第で16強入りが決まるが、楽観視はできない。敗退決定済みとはいえ、ポーランドはFIFAランク8位でH組最上位。日本が敗れれば、コロンビアとセネガルは引き分けでともに1次リーグ突破が決まるため、日本がリードを許した時点でお互いに攻め合わない展開もあり得る。指揮官は「あまり他会場は気にしたくないし、選手に伝えるつもりもない。デリケートな3戦目。ベンチワークが重要になる」と言った。

 大幅メンバー変更で16強進出を逃せば、采配への疑問が噴出することは避けられない。一方で、主力温存で決勝トーナメントに進めば、過去最高の8強入りへアドバンテージとなる。ボルゴグラードの旧名はスターリングラードで、第2次世界大戦の激戦地として知られる。西野監督のポリシーは「常に強い決断をする」。会見の冒頭ではつまずいたが、今大会の強気の采配はズバズバと的中。強く野心的な決断で、ノックアウトステージを引き寄せる。

[ 2018年6月28日 05:30 ]

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