浜村淳が50年務めた“朝の顔”に幕 MBSラジオ「ありがとう…」平日放送最終回、山田洋次監督も惜しむ

[ 2024年3月29日 10:42 ]

MBSラジオ「ありがとう浜村淳です」平日最終回の放送を終え、笑顔の浜村淳
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 タレント浜村淳(89)が29日、MBSラジオ「ありがとう浜村淳です」(月~金曜8・00)の最終回放送に臨んだ。

 1974年4月の初回放送から50年にわたり出演し、ナニワの名物番組に押し上げた功労者は普段と変わらず、明るく締めくくった。

 長く高視聴率を誇った人気番組で朝の顔を務めてきた浜村の名調子も、平日はこの日で聴き納め。笑福亭鶴瓶へのインタビューも放送され、鶴瓶に「いつまでこき使われてますの」と言われると、「いや、きょうで終わりや」と大笑いした。

 「ありがとう浜村淳です土曜日です」は4月以降も継続。新番組「浜村淳の歌の宝石箱」(日曜前5・30)の放送も決まる。「新しく!?いつまで働くんですか」と驚く鶴瓶に「楽しくやってはるあら、今日も会えるの楽しみにしてたんですよ」と敬意を表され、「仕事は楽しくやってるほうが長続きしますね」と語った。

 また、山田洋次監督から「いつも大阪に行くと、明るい笑顔で陽気な声で迎えてくださり、とても元気づけられた。これからも僕たちが作る日本映画の応援者であっていただきたい」とメッセージが届いた。

 落語家・桂文枝からも「ほんわりとした優しい京都弁で長く皆さんを和ませてきた。浜村節が毎日聴けず残念ですが、週に1度は聴ける。毎朝の放送、長い間ご苦労様でございました」との労いや、関係者やリスナーからの平日放送を惜しむ声が紹介され、浜村は「これからもお互い元気にがんばりましょう」と呼びかけた。

 「50年間たくさんの方にお支え頂いた」と感謝し、「思い出いっぱいありますね」と振り返ったものの、翌日も「~土曜日です」の放送があるためか至って“通常運転”だった。

 4月1日からの後継番組は「ヤマヒロのぴかッとモーニング」。フリーアナウンサーの山本浩之がパーソナリティーを務める。

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