松本人志、第1回口頭弁論 文春側・喜田村弁護士、松本側要求をうまく利用

[ 2024年3月29日 05:05 ]

東京地方裁判所を出る喜田村弁護士
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 お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志(60)が、女性に性的行為を強要したとする「週刊文春」の報道で名誉を毀損(きそん)されたとして、発行元の文芸春秋と週刊文春編集長に5億5000万円の慰謝料などを求めた訴訟の第1回口頭弁論が28日、東京地裁で開かれた。文春側は請求の棄却を求め、全面的に争う構えを見せた。活動休止中の松本は出廷しなかった。

 松本側はA子さん、B子さんについての詳細な情報を要求した。これに対し文春側は記事で報じた松本の言動を「それ自体、特異的なもの」「存在したとすれば記憶に焼き付くはず」と指摘。「多数の女性を相手に、本件記事で報じられたような行為を行った記憶があるために、そのうちのどの女性がA子さんなのか、またB子さんなのか分からない」と断じた。

 この主張について、レイ法律事務所の河西邦剛弁護士は「文春側の喜田村弁護士がうまく松本側を追い込んだと感じる」と分析。「六本木で繰り返しパーティーをやっていたから(A子さん、B子さんを)覚えていないのではないかと印象づけた」と語った。


 ≪都内ホテルで飲み会≫
 ▽松本側が問題視している文春報道 2015年冬とその3カ月前に松本らが、都内のホテルで飲み会を開催。15年冬の会に参加したA子さんと、その3カ月前の会に参加したB子さんがそれぞれ、ゲームと称して寝室で松本と2人きりにされ、子供を産むように迫られながら性的行為を強要されたとしている。

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