増田恵子 ピンク・レディー時代は緊急手術で入院も10日後にライブ「泣けてきちゃった」

[ 2023年5月21日 21:50 ]

「ピンク・レディー」のケイこと、歌手で女優の増田恵子
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 女優の増田恵子(65)が、21日放送の日本テレビ系「行列のできる相談所」(日曜後9・00)にゲスト出演し、「ピンク・レディー」時代に開催した初の日本武道館コンサートの壮絶な裏話を明かした。

 オーディション番組「スター誕生!」で合格。未唯mieとのデュオで1976年、「ペッパー警部」でレコードデビューすると、9作連続オリコン1位、5作連続ミリオンセラーなど、数々の金字塔を打ち立てた。78年には「UFO」で日本レコード大賞を、「サウスポー」で日本歌謡大賞を受賞。数々の社会現象を巻き起こし、81年に後楽園球場でのコンサートで解散した。

 絶頂期は1日に13~15本の仕事をこなし、平均睡眠時間は2時間ほど。食事を取る時間も満足になく、移動の車内にあるリンゴやバナナで空腹をしのいだという。

 そんなある日、時間に余裕があったため、スタッフが出前を取ることを提案してくれたエピソードが紹介された。増田は大喜びで親子丼を注文したが、収録スケジュールの都合ですぐ準備に入ることになり、お預けになってしまったという。しかも、多忙がたたってか、収録に向かう移動中に激しい腹痛を起こし、そのまま入院。腹膜炎で緊急手術を受けることになった。再現VTRでは、増田が手術の際、医師に「一つだけお願いが。今しか寝られないので、全身麻酔にして下さい」と、信じられないお願いをする様子が紹介された。VTRを見ながら、増田は「再現で見ると泣けてきちゃった。かわいそうって思っちゃった」と、当時の自分の労をねぎらった。

 そんな危機的状況も、長期休養はなかなか許されないご時世。すぐ先には、初めての日本武道館ライブが控えていた。増田は「腹膜炎で盲腸が破裂して、全身にうみが回ってたから。腹膜炎って2週間入院するところを、8日で出て、9日目に武道館コンサートリハで、10日で初めての武道館のステージに上がって」。病み上がりの体にムチ打ってファンの前に姿を見せたという。

 完治していない状態でのステージで、増田は「うみが衣装に染みるのも困るから、ラップを巻こうと思って、おなかにラップを巻いて」と、またしても信じられない告白。東野幸治は「衣装なんか、なんぼでも汚れたらいいんですよ」、「フットボールアワ-」後藤輝基も「生鮮食品のやり方ですよ?」とたとえツッコミで笑わせていた。

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