宝塚音楽学校「すみれ募金」4年ぶりに実施 110期・工藤すず奈さん「憧れの行事…光栄に思います」

[ 2023年5月21日 15:30 ]

4年ぶりの「すみれ募金」に「逆に元気を頂いた」と話す宝塚音楽学校の110期生。成績上位の(左から)工藤すず奈さん、溝口薫子さん、御子柴凜々子さん、田良結芽さん                               
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 コロナ禍で中止が続いていた宝塚音楽学校生による春の恒例行事「すみれ募金」が21日、4年ぶりに宝塚市内で行われた。

 前回までは劇場建物外のオープンスペースで行われていたが、この日は暑さ対策や安全確保のため、劇場大広間で実施。久々の「すみれ募金」復活に、会場には約2000人ものファンが詰めかけ、華やかな着物に緑の袴(はかま)を身につけた本科の110期生、予科111期生が登場すると大きな拍手がわき起こった。

 同イベントは募金活動とともにタカラジェンヌの卵、未来のスター候補を間近で見ることができる数少ないチャンス。集まったファンも「頑張ってください」「応援しています」などと声を掛けた。

 110期生の成績上位者で男役志望の工藤すず奈さんは「憧れの行事に参加することができ、光栄に思います」と笑顔。溝口薫子さんは「日常が戻りつつある中で募金をしてくださった方々や、この日のためにご尽力してくださった方々に感謝したい」。御子柴凜々子(みこしば・りりこ)さんは「お客さまと間近で接することができて、私たちも元気を頂きました」と話し、田良結芽(たら・ゆめ)さんは「コロナの影響で(すみれ募金が)開催されなかった上級生の思いもくみ、私たちはさらに精進しなければ」と気持ちを新たにしていた。

 集まった134万2252円は全額、小児がんなどと闘う家族らをケアする「公益財団法人チャイルド・ケモ・サポート基金」に寄付される。

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