ユウキロック THE SECONDに見たM-1にない空気感「観客に寄り添いゆったり見せた方がいいか」

[ 2023年5月21日 18:29 ]

ユウキロック(本人のツイッター@yuukirock0416より)

 元「ハリガネロック」のユウキロック(51)が21日、自身のYouTubeチャンネル「ユウキロックのエンタメウェビナー」で、前日に行われた結成16年以上の芸人による漫才賞レース「THE SECOND~漫才トーナメント~」グランプリファイナルを考察した。

 コンビで数々の漫才賞を受賞し、M-1グランプリファイナリストも経験した。現在は解散し、構成作家なども務めるユウキロックは、THE SECONDの印象を「本当に変わった大会というか。漫才は本来、こうあるべきではないかというような大会に感じた。M-1は競技漫才になってますけど、そういうのを取っ払って目の前のお客さんをどれだけ笑わせられるかに特化した大会」と語った。

 “関西ダービー”となった1回戦・ギャロップvsテンダラーについて、「ギャロップは得意のハゲネタを6分かけてフリートーク風にいい掛け合いで進めていく。後半に技術力見せて、上げて終わる。対するテンダラーはボケ数・手数も多い、テクニックもある」と互角の戦いに。だがテンダラーについて「ちょっとだけ気になったのは、速いんですよ。いや、テンダラーはいつもあのテンポですよ。でもこの大会には若干早いんかなあ…と思った」という。結果はギャロップが勝ち抜け、その後優勝を飾った。

 「ネタ、ネタせず、観客に寄り添ってゆったり見せた方がこの大会には良いのかなあ…。テンダラーは悪いどころか最高の出来。でも、大会のリズム・テンポじゃなかったんかなと思った」と、持ち時間6分という同大会ならではの空気感について分析していた。

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