細野敦氏 両親死亡の猿之助「家族で話した」は自殺幇助か?に「話し合いだけでは特にない。客観的に…」

[ 2023年5月21日 11:30 ]

東京・赤坂のTBS
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 弁護士で元東京高裁判事の細野敦氏が21日、TBS「サンデージャポン」(日曜前9・54)に生出演。歌舞伎俳優・市川猿之助(47)が都内の自宅で倒れている状態で発見され救急搬送、父で歌舞伎俳優・市川段四郎さん(76)と母の喜熨斗(きのし)延子さん(75)が死亡したことについて言及した。

 18日午前10時15分ごろ、猿之助のマネジャーが、猿之助と両親がともに都内の自宅で倒れているのを発見し、119番。母親は自宅で、父親の段四郎さんは搬送先の病院でそれぞれ死亡が確認された。猿之助は半地下の自室で意識がもうろうとした状態で見つかった。捜査関係者によると、猿之助は警察に「前日に死んで生まれ変わろうと家族で話した。両親は睡眠薬を飲んだ」という趣旨の説明をしたという。警視庁は今後、猿之助の回復を待って事情を聴き、両親が死亡したいきさつなどを詳しく調べる。

 細野氏は「猿之助さんのマネジャーが朝、自宅を訪れた時には鍵はかかってなかった。ただ外部の侵入の跡はないと。遺体に外傷はない。ただ薬物の摂取痕、先ほど出てきた睡眠導入剤ってことですね。その摂取痕もないということですね。そうした関係者の現状の見立てでは、猿之助さんご家族が自殺を試みたということで考えてるようですけれど」としながらも、「もちろん家宅捜索では薬物であるとか、薬物の瓶であるとか、そういった客観的な物は見つかってないようですので、後は今後の捜査次第なのかなと思いますね」との見解を述べた。

 タレントの鈴木紗理奈が「これって猿之助さんが自殺幇助(ほうじょ)の疑いに問われる可能性っていうのはあるんですか。その場合、何が争点になるというか、自殺幇助っていうのはどういう状況でそこを見極めていくことになるんですか」と質問。細野氏は「ご両親が自発的に自殺を決めているならばその点については猿之助さんの刑事犯罪は問われないです。ただその自殺の意思決定について、自殺を実行することについて、猿之助さんが何かしら手伝いをしているっていうことがあれば、自殺幇助ということになります」と説明した。

 鈴木が「今家族で話し合ったっていうことはおっしゃっられているんですけど、家族での話し合いって言うのはそこに含まれる可能性はある?」と尋ねると、細野氏は「話し合いだけでは特にないでしょうね」と明言。「客観的に薬物を準備したとか」と具体例を挙げた。

 

 

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