WBCチェコ代表日本人スタッフが明かす 大谷がチェコ代表に舞台裏で見せた気遣いと、着用チェコ帽の真相

[ 2023年4月1日 11:30 ]

チェコ代表の帽子を被りマイアミ国際空港に到着した大谷
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 WBCチェコ代表の日本人スタッフ・田久保賢植氏が1日放送の日テレ系「ズームイン!!サタデー」(土曜前5・30)内でインタビューに応じ、大会期間中に交流があった侍ジャパン・大谷翔平(28、エンゼルス)について語った。

 近くで見た大谷の印象について「肌つやもそうですし、もう神々しかったです」と手を合わせて回想した。

 試合後、チェコ代表選手5人が大谷の元を直撃した際の思い出を披露。「食堂みたいなところに入って。選手たちがどうしても(サインが)欲しい、ということで…。“全然大丈夫ですよ~”って優しく迎え入れてくれた」と感謝した。その際、「チェコ代表の帽子に(サインを)書いてもらうって選手が1人いて。“これじゃうつらない…分かんないよね?”って」と、紺地のキャップに黒いペンで書くことを大谷自らが心配。「白いペンを持って来てもらうんで…」と気遣い、スタッフに白いペンを持ってくるよう頼んでくれたという。そんな心遣いを満面の笑みで振り返った。

 準決勝に向けて米国入りした際には、空港でチェコ代表の帽子をかぶっていた大谷。「大谷選手が“チェコの帽子かっこいいよね”って言ってくれたんですよ。うちのコーチがちゃんと帽子を持っていて、“すぐあげて!サイズすぐ確認して!”って」と、うれしさのあまり、すぐにプレゼントしたことを明かした。

 また、大谷を三振に仕留めたチェコ代表オンジェイ・サトリア投手もリモート取材に応じ、大谷について「とても親切ですごく尊敬できる選手。謙虚な人で会話ができた経験が宝物です」と目を輝かせた。メジャーリーグ開幕を受け、「ぜひ今季がんばってください。プレーオフまで行ってください。あなたはそれに値します」とエールを送り、「いつかは一緒にお酒を飲みましょう」と画面を通して呼びかけていた。

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