梅沢富美男が明かす大スター・美空ひばり伝説　“北海道で貸し切り熱々ラーメン”に怒った驚きの理由は

俳優の梅沢富美男
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　俳優梅沢富美男（72）が1日放送のカンテレ「おかべろ」に出演。「芸能人は健康なんて気遣うな」と持論を展開した。

　インタビューなどで健康の秘けつをよく聞かれるという梅沢だが、「芸能人なんて健康の事考えたらスター辞めなきゃ」と話す。大衆演劇の座長だった父親にも「温かいもの食いたかったらスター辞めろよ」と言われていたという。そして「有名な話がある。この話を聞けるだけでも俺を出した価値がある」と自らハードルを上げ、レジェンド歌手・美空ひばりさんの逸話を語り始めた。

　「天下の美空ひばりさん、チャーシュー麺が大好きだったらしい。北海道に初めて公演に行ったときに、イベンターがひばりさんが好きだからってことで有名なラーメン店を一日貸し切って、ひばりさんのために作らせた。ひばりさんが食べたら、“こんな熱いラーメン食べらんないわよ。麺もカチカチじゃないの”と怒って帰った」と、伝え聞く話を披露した。

　「ひばりさんは、のびたラーメンしか食ったことがなかった。ひばりさんのためだったらマネジャーや付き人も出来たてを食べさせようと気遣うじゃない？それでもやっぱりスターは決まった時間に食べられない。常にのびのびの冷たいラーメンだった」とスターの宿命を語った。

　この逸話をもとに、梅沢の父は「役者なんかそうなんだぞ。自分がご飯を食べたいと思っても仕事があるから食べられない。朝昼晩ちゃんと決まった時間に飯食うような生活はスターの生活じゃないんだよ」と教えられたという。

　ただ、そんな不規則な生活でもこれまで健康でいられたのは「奥さんのおかげ」と断言。「サプリメントやハーブティー。毎日飲まされて。俺、日本茶嫌いなんですよ。でも奥さんが、俺でも飲めるようにブレンドしてくれる。もう20年くらい」と感謝していた。