トミーズ雅　血の気多い若手時代、同期のダウンタウン松本に激怒し舞台袖で待ち伏せ…騒動を振り返る

トミーズ雅
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　お笑いコンビ「トミーズ」が1日放送のカンテレ「モモコのOH！ソレ！み～よ！」にゲスト出演。雅（63）が吉本のお笑い養成所（NSC）同期のダウンタウン・松本人志（59）とのエピソードを明かした。

　トミーズ、ダウンタウン、ハイヒールはNSC大阪校を1期生として卒業した。5～6年後、ダウンタウンが心斎橋の2丁目劇場を拠点に大ブレーク中、雅が激怒する出来事が起きたという。「松本がラジオで“もうトミーズは終わった”みたいなことを言うたから、ごっつい腹立って。今から考えたら妬みやねんけど。“松本どつく！”」と息巻いたという。

　雅と言えば元ボクサー。「普通の人ちゃうねん、俺、日本1位やで？」と、自らの発言を今さらながらに反省したが、当時は本気も本気。「うめだ花月であいつらが出番の時に、よっしゃ…袖で待ったろうと思った」と行動に出た。雅の怒りを人づてに聞いていた松本は、漫才中に袖で待つ雅に気付いたといい、「（漫才後に）あいつ向こう（逆側の袖）に逃げたんやで。浜田だけ帰って来た。それでぶわーっと走って行ってタクシー乗って逃げてん」とてん末を打ち明けた。

　MCのハイヒール・モモコは「私は偉いなと思ったよ？こんなとこでケガしてる場合ちゃうし、次の仕事も決まってるし」と語った。「よかったよ、殴ってる場合ちゃうしな」と続くトミーズ・健に「そう、ほんまやで。逃げてくれてたことに感謝せなあかんよな」と、暴力ざたに至らず済んだことをあらためて安どした。

　このエピソードを松本が「人志松本のすべらない話」で話したのを機に、雅は「あ、もう1周したんやなと思って僕、頭下げて謝った」という。「“ごめんな、怖かったやろ？ごめん、妬みやねん…”って」と後日談を披露した。

　健は、当時の雅について「若いから血の気も多かった。楽屋でいつもシャドーボクシングやってるから、先輩からの風当たりも強かったで」と回想。「僕に来るわけやねん。“相方の雅くん、ちょっと生意気やぞ。あいさつもせえへんし”って。“分かりました”って頭下げてた」と苦労を明かした。雅は「ようこんな感じで生きさせてもうたわ」と感謝。モモコも「ほんまやで？あんたジャイアンやねんから…」と苦笑いだった。