小川泰平氏　ガーシー容疑者家宅捜索「嫌がる事をやり、それが嫌なら出て来い…は捜査の常とう手段」

ガーシー容疑者（同氏のインスタグラムから）

　元警察官で犯罪ジャーナリストの小川泰平氏が24日、MBSテレビ「よんチャンTV」に出演。参院での除名処分を受け、警視庁が暴力行為法違反（常習的脅迫）などの疑いで逮捕状を取ったガーシー（本名・東谷義和）容疑者（51）の実家をこの日、家宅捜索したことについて語った。

　実家の家宅捜索を受け、ガーシー容疑者はインスタグラムでライブ配信を行い、「オカンだけは勘弁してください」と号泣し、訴えた。家宅捜索のタイミングと狙いについて、小川氏は「16日に逮捕状が出たと同時に家宅捜索をやってもいいが、警察的にはじわりじわり追い込んでいく感じ。捜索の狙いはお金の流れを調べ、ガーシー容疑者はドバイに行ってから動画を作成しているが、記録媒体を実家に送っている可能性はゼロではない」とした。

　また、「やり方としては、よくわれわれも言われたんですが、嫌がることをやるわけですよ。それが嫌なら出てこい、と。例えば親族、家族、恋人まで家宅捜索することは前例がないわけではない。（弱点を突くことは）取り調べでも捜査においても常とう手段だと思います」と話した。