大谷の決勝9回登板前 侍Jブルペン捕手・鶴岡慎也氏「ブルペンでも声を出しながら1球1球全力で」

[ 2023年3月24日 12:05 ]

WBC決勝<日本・アメリカ>9回、トラウトに投げ込む大谷(撮影・光山 貴大)
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 侍ジャパンにブルペン捕手として同行した元日本ハムの鶴岡慎也氏(41)が24日、日本テレビ「スッキリ」(月~金曜前8・00)に生出演。決勝の米国戦の大谷翔平投手のブルペン投球について言及した。

 現役時代、大谷、ダルビッシュとバッテリーを組んだ経験がある鶴岡氏は、7回に大谷とダルビッシュがブルペンで投げたことを「凄い光景で今でも目に焼き付いている。この2人が侍ジャパンを導いた。凄い2人だと思いますね」と振り返り、大谷がブルペンから慌ててベンチに戻ったシーンに「結構、打順が回って3番まで回りそうだった。ブルペンからベンチまで100メートル近くあるので、走ってくるのは大変だし戻るのも大変。大谷翔平選手っていうのは凄いことをやっているんだなと、そこで感じましたね」と話した。

 また、大谷の投球練習について「彼はブルペンで思い切り投げないタイプなんです。9回に行く前は、僕は打球が飛んで来たら危ないので(大谷の)前で守っていたんです。本当に声を出しながら1球1球全力で投げていたのが印象的でしたね。ブルペンで肩つくる時からね」と明かし、ブルペンからマウンドに向かう背中を見て「漫画のワンシーンのような、凄い光景を見させてもらいました」と話した。

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