テレ東「ゲキカラドウ2」 「おいしく見える」を追求して撮影

[ 2023年3月24日 07:00 ]

「辛い方が何回も食べられる」と激辛料理に向き合う桐山照史(C)「ゲキカラドウ2」製作委員会
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 激辛料理を題材にしたテレビ東京ドラマ「ゲキカラドウ2」(木曜深夜0・30)が4月6日にスタートする。ジャニーズWESTの桐山照史(33)演じる主人公が、世の中の“辛さ”に直面しながらも激辛の料理を食べ、教訓「ゲキカラドウ」を胸に道を切り開いていく物語。視聴者待望の続編で、放送前から早くも話題になっている。

 本作を支えるのはやはり激辛料理だ。「辛いものは苦手だけど食べてみたくなる」との声が上がるほど料理を魅力的に映している。松本拓プロデューサー=写真=は「赤はおいしく見える色。それに何色をかけ算したらよりおいしく見えるかを考えます」と追求しているという。よく「グルメ作品は大変」と言われる理由は食べ物を相手にする難しさがあるからといい「食べ物の湯気とか脂の音はコントロールできない。1カットを20回撮ったうち1回うまくいくかどうか。どんなグルメ作品より長い時間をかけて撮っている。深夜ドラマでこのクオリティーで撮る番組はないと思います」と明かした。おいしく見えるゲキカラ色に頼り切らず、撮影にこだわることで視聴者をくぎ付けにしている。

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2023年3月24日のニュース