カンテレ・新実彰平アナが7年ぶりプロ野球実況復帰へ 「報道ランナー」終了への思いとともにSNSで報告

[ 2023年3月24日 14:40 ]

カンテレ・新実彰平アナのツイッター(@niimishohei)より

 カンテレが24日、夕方のニュース番組「報道ランナー」(

関西ローカル)を刷新し、4月3日から新番組「newsランナー」をスタートさせ、メインキャスターには吉原功兼アナウンサー(40)が就任すると発表した。これを受け、報道ランナーのメインキャスターを務めてきた新実彰平アナ(33)が同日、ツイッターに思いをつづった。

 新実アナは、「ご報告」として10回にわたり投稿した。6年続いた報道ランナーの3月終了を伝え、視聴者に感謝。「当時27歳。誰より私が『こんな若造のニュース番組誰が見んねん』と思っていました(笑)だからこそ、アホだと思われないように、なめられないように、肩に力入ってたなあ」とスタート当初を回想。「この仕事は恐怖との戦い」とし、報道番組の責任と重みを訴え、「実際にミスもしました。震えて、泣いて、言葉を選んでいました」と振り返った。

 6年間での貴重な経験が「私の血肉となりました」と感謝したが「残念ながら、特に最近になって、この番組はあまり広く支持を受けなくなっていました。またそのことが私の降板と番組終了の理由の一つであることは自明です」と冷静に分析。「報道番組も視聴者のニーズを意識すべきだとは思います。しかし私は、根本的には『見てもらえるものをやる』のではなく『届けるべきニュースを、いかにして見て頂けるものとするのか』との発想に立つべきだと考えます。そこに制作者としての演出のすべてを注ぐべきだと」と、持論を展開した。

 その上で、「『届けるべきニュースを、見てもらえるものにする』ために、もっとできることがあったのでは、と今更ながらに反省しています」とつづり、「4月以降も関西テレビの社員です。プロ野球の実況に7年ぶりに復帰します。WBCの興奮冷めやらぬNPBに関われることは、とても幸せです」と報告した。

 さらに「『みんなが生きやすい豊かな社会を作ること』も諦めたくありません。地上波放送にとどまらず様々な方法を駆使して、夢を追いかけたいと思います」ともつづっていた。

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2023年3月24日のニュース