フジ解説委員・風間晋氏 オスカー俳優らの抗議の断髪に「イランの人たちとの連帯を示す強いメッセージ」

[ 2022年10月7日 10:58 ]

東京・台場のフジテレビ社屋
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 フジテレビ報道局解説委員の風間晋氏が7日、同局の情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。イランの反スカーフデモで、女性が髪を切って政府に抗議の意思を示す動きが広がっているのを受け、ジュリエット・ビノシュやイザベル・ユペールらフランスやベルギーの俳優や歌手らが髪を一房切って連帯を示す動画がインスタグラムに投稿されたことについてコメントした。

 ビノシュは英語で「自由のために」と述べ、髪にはさみを入れた。弁護士の呼びかけで、ほかにマリオン・コティヤールやイザベル・アジャーニ、ジェーン・バーキンさんらも参加した。イランで9月中旬、マフサ・アミニさん(22)が女性が髪などを隠すために着用を義務付けられたスカーフのかぶり方が不適切だとして風紀警察に拘束され、急死した。動画には「彼女は髪の房がいくつか(スカーフの)外に出ていたことで亡くなった」との文章が盛り込まれた。イランではアミニさんの死に抗議するデモが相次ぎ、政府が弾圧。多数の死者が出ている。

 風間氏は「髪の毛を切るっていうこの行為が、やはり抗議とそれからイランの人たちとの連帯を示すやり方としてとても強いメッセージになってると思いましすよね。やはり亡くなったマフサ・アミニさんにとっても髪の毛、あるいはスカーフの問題っていうのは単にファッションではなくって、やはり自分自身の、あるいはイラン社会の自由との問題だったと思うので、それだけメッセージが強いってことでしょうね」と自身の見解を述べた。

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2022年10月7日のニュース