中村逸郎教授 「プーチン大統領が核を使用する確率は51%。番組の直前に49%からはね上がった」

[ 2022年10月7日 09:10 ]

東京・台場のフジテレビ社屋
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 ロシア政治を専門とする筑波大・中村逸郎名誉教授が7日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)にVTR出演。ロシアのプーチン大統領が「核」を使用する確率に言及した。

 番組では、プーチン氏が5日、一方的に併合手続きを完了したウクライナ南部ザポロジエ州の親ロシア派支配地域にあるザポロジエ原発について、ロシア政府の資産とし、管理を担う国営企業の設立を指示する大統領令に署名したことなどを伝えた。

 MCの谷原章介が「ロシア、プーチンが核兵器を使う確率は何%くらいだと思いますか?」と聞くと、中村氏は「51%。実はこの番組が始まる前までは49%だと思っていたんですよ。で、この番組の始まる寸前に51%に上げた」と言い、「なぜかというと、ザポロジエ原発、今、ロシアがまだ占拠してますけども、それを取り戻そうということで、ウクライア軍が約450人の最強部隊を送ったというニュースが入ってきたんですよ。そうするとこの原発をめぐってロシアとウクライアの激しい攻防が展開される。そして、結果的にこれがきっかけになってロシアが原発を狙って戦術核を撃つんじゃないかというニュースが入ってきた。したがって私は51%にはね上げた」と説明した。

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2022年10月7日のニュース