中村逸郎教授 プーチン大統領のザポロジエ原発国有化に「ここに手を付けたら本当に核でもって…」

[ 2022年10月7日 08:55 ]

東京・台場のフジテレビ社屋
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 ロシア政治を専門とする筑波大・中村逸郎名誉教授が7日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。ロシアのプーチン大統領が5日、一方的に併合手続きを完了したウクライナ南部ザポロジエ州の親ロシア派支配地域にあるザポロジエ原発について、ロシア政府の資産とし、管理を担う国営企業の設立を指示する大統領令に署名したことに言及した。

 プーチン大統領は4日、ウクライナ東部・南部4州の親ロ派代表と締結した併合条約の批准書と関連法案に署名し、併合手続きを完了した。ザポロジエ原発は親ロ派が実効支配するエネルゴダールに立地し、ロシア側の監視下でウクライナの職員が運転していた。

 中村氏は「原発を国有化することによって、ここに手を付けたら本当に核でもって反撃するというメッセージなんですね」と自身の見解を述べた。

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2022年10月7日のニュース