King　Gnu　新曲「Stardom」で森保ジャパン“アシスト”　サッカーW杯NHKテーマ曲に

サッカーW杯カタール大会のNHKテーマソングに起用されたKing　Gnu
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　サッカーW杯カタール大会（11月20日開幕）のNHKテーマソングをロックバンド「King　Gnu」が担当する。6日、東京・渋谷の同局で行われた定例会長会見で発表された。書き下ろしの新曲「Stardom（スターダム）」（発売未定）が起用される。

　「2022NHKサッカーテーマ」として、W杯だけでなく、同局のサッカー中継や関連番組などでも使われる。初オンエアは16日放送の「天皇杯サッカー決勝戦」（後1・50）に決まった。

　サッカー日本代表のサポーター集団「ULTRAS」によるコーラスが印象的なエネルギッシュなナンバー。作詞作曲したギター＆ボーカルの常田大希（30）は「この楽曲が、大変な時代を生き抜く全ての人々の、今日を生き抜くエネルギーになるような存在になってくれたら幸い」と力を込めた。同局は「若者にも人気のあるバンドで、サッカーを盛り上げてもらいたい」と起用理由を明かした。

　同バンドは19年1月にメジャーデビュー。翌2月に配信した「白日」で同年のNHK紅白歌合戦に初出場。スポーツとの相性がバッチリな歌が多く、19年のラグビーW杯ではハーフタイムなどで流れた「飛行艇」が話題に。大リーグ・ツインズの前田健太（34）やスピードスケートの小平奈緒（36）ら、多くのアスリートのモチベーションを高めてきた。

　サッカーW杯を盛り上げてきたNHKのサッカーテーマは、Superflyの「タマシイレボリューション」（10年南アフリカ大会）や、ORANGE　RANGEの「チャンピオーネ」（06年ドイツ大会）などがヒットした。ULTRASが参加した今作について常田は「録音時、そこには熱狂するスタジアムの光景がありました」と手応え。視聴者の興奮をあおる一曲に仕上がったようだ。

　≪紅白3年ぶりNHKホールで有観客≫NHKは、大みそかの紅白歌合戦を、2019年以来3年ぶりにNHKホールで有観客開催すると発表した。昨年も観客を入れたが、NHKホールが改修中だったため、東京国際フォーラムをメイン会場としていた。

　紅白を巡っては、出場者を男女に分ける対戦形式が、ジェンダーの観点からインターネットなどで議論になっている。前田会長は「いろいろな意見がある一方で“紅白”で定着してもいる。一番良いスタイルでやってほしい」と述べた。放送時間は午後7時20分～同11時45分に決定。昨年の午後7時半スタートより10分早くなる。