宮根誠司 反対世論高まる中の国葬実施に思い「その人がどうだったというのをしゃべる日じゃない」

[ 2022年9月26日 16:17 ]

宮根誠司アナ
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 フリーアナウンサー宮根誠司(59)が26日、MCを務める日本テレビ系「情報ライブミヤネ屋」(月~金曜後1・55)に生出演し、27日に執り行われる安倍晋三元首相の国葬について思いを口にした。

 7月8日の選挙演説中に銃撃されて死去した安倍元首相の国葬は、2週間後には閣議決定された。しかし、その後は安倍元首相や自民党議員らと世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係が次々と明らかになり、国葬実施の是非を問う声も高まった。

 各メディアでの世論調査では、反対の声が日を追うごとに強まっている。そんな空気の中で迎える国葬に、宮根は「日本人だけじゃないと思いますけど、人のお葬式というのはその人をお見送りする日」とコメント。「その人がどうだった、こうだったというのをなかなかしゃべる日じゃないな、というのは我々の中にはありますね」と、静かな弔いにはほど遠い雰囲気を残念がった。

 岸田文雄首相は、国民に向けて丁寧な説明をすると繰り返してきたが、説明内容についても「納得できない」の声が過半数を占める世論調査結果も複数、出ている。 宮根は「岸田総理が“国葬をやる。安倍元総理は国葬に値するんだ”というのを、国民にドカンとメッセージとして伝えて下されば、我々もふに落ちるのかどうかというのはある」と指摘。政府は国葬に際し、弔意の強制をしないとしているが、宮根は「弔意を求めない国葬というのはしっくりこない、というのは正直あります」と疑問を口にした。

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2022年9月26日のニュース