「人間椅子」ナカジマノブ 怪奇漫画家リスペクトの“日野日出志フェス”を前に「きっと幸せな時間になる」

[ 2022年9月26日 09:15 ]

「日野フェス」に出演する「人間椅子」ナカジマノブ
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 怪奇漫画家・日野日出志さんをリスペクトするミュージシャンによる音楽イベント「日野フェス」があす27日夜、東京・渋谷のSpotify O―Eastで行われる。出演するハードロックバンド「人間椅子」のドラム、ボーカルを担当するナカジマノブが、スポニチアネックスの取材に本番への意気込みを語った。

 フェスには「人間椅子」ともに、「電気グルーヴ」石野卓球、戸川純が出演。日野ファンの個性派アーティストが、日野氏と日野作品への愛を音楽を通じて表現する。「一人の漫画家のファンが集まり、音楽で思いを共有するというフェスは経験がない」(ナカジマ)という異例の催しだ。

 ナカジマは「小学4年生の時に日野先生の名作『蔵六の奇病』を読んで以来のファン」。歯科医の待合室に置いてあった単行本を手に取り「子供心になんて悲しく、凄い物語なのかと胸を打たれた」と振り返る。「蔵六」では謎の病気を患った男性が村を追われ、体中から吹き出す7色の体液で絵を描く。「白黒の絵なのに7色に見えた」と日野ワールドに取りつかれ、少年期に著作を読みあさった。

 2004年に念願の対面を果たした際には涙を流し、足が震え、床に膝をつくほどの感動を味わった。「30年ずっと大好きだった先生とお会いできたとはいえ、自分でもこんなことになると思わなかった」。以来、イベントで同席するだけでなく、プライベートでも交流を深めてきた。

 「人間椅子」でも日野作品と同タイトルで作品世界をイメージした「幻色の孤島」「地獄小僧」などの楽曲を手掛けている。
 日野フェスで、ともにステージに立つ石野卓球も、戸川純も長年の日野ファンだが、客席を埋めるのも当然、日野ファン。「来る人みんな日野先生のファンという場で演奏できることにワクワクしている。幸せな時間が過ごせるんじゃないかな」と期待に胸を膨らませている。

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