ふかわりょう 安倍元首相の国葬に対する賛否の声に「歴史として残るのは国葬という部分」

[ 2022年9月26日 13:28 ]

お笑いタレントのふかわりょう
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 お笑いタレントのふかわりょう(48)が26日、コメンテーターとしてTBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。27日に日本武道館で営まれる安倍晋三元首相の国葬について言及した。

 首相経験者の国葬は戦後2例目で、1967年の吉田茂元首相以来、55年ぶり。国内外計4300人程度の参列が見込まれ、外国の首脳級は元職を含む50人近くが出席する。国葬実施に関する法的根拠や、概算で計16億6000万円とする国費支出、事実上の弔意の強制となりかねない対応への批判は根強く、論点を積み残した中で開催が迫るが、岸田文雄首相は26日午後、安倍晋三元首相の国葬に参列する各国首脳らと東京都内で会談し「弔問外交」をスタートさせる。

 番組では、共同通信社の世論調査(17、18日実施)で、国葬について「賛成・どちらかといえば賛成」38・5%、「反対・どちらかといえば反対」60・8%、毎日新聞の世論調査(17、18日実施)で「賛成」27%、「反対」62%あったと伝えた。これに、ふかわは「実際には二元論では片づけれないものがあるとは思いますが、反対の中にも実施自体が反対の人もいれば、進め方に対して違和感を覚える方、賛成の中にも同様に濃淡はあるとは思うんですけれども、歴史として残るのは国葬という部分がクローズアップされるので、その水面下にあるいろんなことが残らなくなってしまうというのに私は違和感を覚えるんですけど、あらためて国葬、国民葬、合同葬という選択肢もある中で国葬を選んだというのは相当な覚悟があったんじゃないかなとは思いますね」と自身の考えを話した。

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2022年9月26日のニュース