橋下徹氏 安倍元首相の国葬に私見「内閣葬、政府葬…前日ですけれども、みんなで手を合わす方策を」

[ 2022年9月26日 11:08 ]

元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏
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 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(53)が26日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。27日に日本武道館で営まれる安倍晋三元首相の国葬について言及した。

 首相経験者の国葬は戦後2例目で、1967年の吉田茂元首相以来、55年ぶり。国内外計4300人程度の参列が見込まれ、外国の首脳級は元職を含む50人近くが出席する。国葬実施に関する法的根拠や、概算で計16億6000万円とする国費支出、事実上の弔意の強制となりかねない対応への批判は根強く、論点を積み残した中で開催が迫るが、岸田文雄首相は26日午後、安倍晋三元首相の国葬に参列する各国首脳らと東京都内で会談し「弔問外交」をスタートさせる。

 橋下氏は「世論が割れていると言いますけど、政治家に対する賛否って絶対に割れますよ。支持、不支持、絶対に割れますよ。でも亡くなられた方をお送りするってことも、儀式には、本来は賛否は割れちゃいけないはずだと思うんです」と言う。

 続けて「昨日、フジテレビの“日曜報道 THE PRIME”という番組で、立憲民主党の岡田幹事長と意見交換、議論させてもらったんですが、立憲民主党は前から言っているんですけれども、今のやり方で全額国費を出しても国葬という位置づけではなく内閣葬とか、僕は政府葬でもいいですかっていう提案をしたんですが、いわゆる国葬、やっぱり国葬って象徴天皇制の国では天皇陛下の国事行為に基づく国葬、国民全体が弔意を示すという位置づけだと僕は思っているし、立憲民主党もそのように感じているみたいなんですね」と言い、「そうではなくて、これは内閣葬だということであれば賛成するし出席するってことを言われているので、ぎりぎり本当に前日ですけれども、そこは何とかまとめてみんなで手を合わす方策を探ってもらいたいんだけどな」と自身の考えを述べた。

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2022年9月26日のニュース