松任谷由実 曲作りのヒントになっている日常の場面とは 「それでずいぶんお宝見つけました」

[ 2022年9月26日 11:22 ]

松任谷由実(2017年撮影)
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 シンガー・ソングライターの松任谷由実(68)が25日放送のテレビ朝日系音楽バラエティー番組「関ジャム 完全燃SHOW」(日曜後11・00)にVTR出演。曲作りの方法を明かした。

 「松任谷由実特集」として、本人への独占インタビューが行われ、松任谷自身が曲や音楽にまつわる様々な質問に答えた。

 「曲作りはどのようにしているのか」という質問に、「メロディーを作る時もリズムがメロディーが浮かぶことが多い。レゲエっぽかったり。ボイスレコーダーにクリックを入れながら、スキャットとかコードワークで入れるんですけど。その前に頭の中で鳴らしている」と述べた。また「日常にふっと浮かんだことを自分にしかわからない記号でメモすることもある。スマホはあんまり使ったことないです。紙の方がイメージふくらむかな。恥ずかしくないっていうか。自分しかわからないので。そういうピースが溜まった時に聞き返して、これとこれは組み合わせられるなとか、このフレーズからもっと膨らませて1曲作れるなとか。カウンター・メロディーから作ることもけっこうありますよ」と語った。

 自らを自分の一番のリスナーだと位置づけており、「聴くのは大好き。昨今はストリーミングとかで、主に洋楽ですけど」と様々な場所からインプットしているという。「例えばネイルサロンとかで有線がかかってたりする。それでダサいカントリーのチャンネルかなと思うと、時々珠玉な誰も知らないような曲がかかってね。お姉さんに控えてもらったりして。(曲名を)メモしてくださいって。それでずいぶんお宝を見つけました」と、なにげなく流れている日常の音楽からヒントを得ることもあるという。

 また、夫で音楽プロデューサーの松任谷正隆氏とは、朝9時から11時までをお茶の時間としており「朝のお茶の時間を必ずしてて。けっこう良い制度だと思う。何もしゃべらない時もあるんですけど。両方でスマホいじってたりして。でもセットするのは私なので、不毛だなと思う時もあるんだけど。音楽と全然関係ない話からひらめくこともありますね」と語った。

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2022年9月26日のニュース