ミルクボーイ、東京進出しなかった理由　M-1制覇も　かまいたち濱家が感心「浮かれずに、地に足つけて」

「ミルクボーイ」の内海崇（右）と駒場孝
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　お笑いコンビ「ミルクボーイ」の内海崇（36）と駒場孝（36）が18日放送のMBSテレビ「かまいたちの知らんけど」（木曜後11・56）にゲスト出演。19年の「M-1グランプリ」で優勝直後、周囲から東京進出を勧められながら、大阪に残った理由を語った。

　最近のコンビでの仕事について、内海が「M-1の前まで大阪のテレビにも出させてもらえてなかったので、やっと若手らしいことも大阪でさせていただいてる」と感謝すれば、駒場も「かまいたちさんが昔やってたことを俺らがやってる。体を張るとか」と笑顔で現在の充実ぶりを口にした。

　これを受けて、「かまいたち」の濱家隆一が「ミルクの英断というか、俺らが『どうすんの?』って聞いたら、『大阪に残ります』って。俺らは『絶対に東京に行った方がいい』って言った」と回想。すると内海はM-1の打ち上げでのエピソードを披露。「その日の打ち上げで、かまいたちさんと和牛さんに『今すぐ東京で家借りた方がいいよ。東京に進出するって社員さんに言い』みたいに言っていただいて…。その感じに一瞬なってたんですけど、大阪に帰ってみんながめっちゃお祝いしてくれて、ちゃんと考えよかと」と説明。その上で「やっぱり大阪で漫才するっていうのがM-1の前からの目標やったので、M-1に関係なく大阪で漫才できたらいいなって言うてたので」と伝えた。

　この方針にかまいたちの2人は感心しきり。濱家は「そこで浮かれずに、地に足つけて大阪に残ったのは凄いと思った」と拍手を送った。