木下博勝氏 第7波収まらぬ中「医師になって以来、初」の緊急事態 厳しい医療環境「どうしよう…」

[ 2022年8月19日 12:36 ]

木下博勝医師
Photo By スポニチ

 女子プロレスラーでタレントのジャガー横田(61)の夫で「さいたま新都心ジャガークリニック」の院長・木下博勝氏(54)が19日、自身のインスタグラムを更新。新型コロナウイルスの感染第7波の収束が見えない中、「医師になって以来、初めて」の緊急事態に陥っていることを明かした。

 PCR検査での現状など、日々、コロナの最前線で診療を行っている医師として発信を続けている木下氏。この日は「昨夜、隣の薬局から、咳止めのアスベリンが無くなりました、喉の炎症を抑える薬も無くなります、と連絡が有りました」と近隣の薬局からの突然の報告があったことを告白。「咳止めは他にもあるとして、喉の炎症はトラネキサム酸くらいしか無いのに、えー!!」と驚きを続けた。

 「カロナールが無いのは、マスコミの報道等でもご存じと思いますが、妊娠中の方に限って出している状況ですし、解熱はロキソニンのみ、ブルフェンも殆ど有りません。まだまだ、コロナの方多いのに、どうしよう…(涙)」と困惑。「この様な状況、1994年に医師になって以来、初めてです」と、28年の医者人生で初めての事態であると明かし、「クリニックも満身創痍ですが、薬局も同じで、昨日会った薬剤師の方も疲労困憊でした。皆さんに、現状を知って頂ければと思います。さいたま新都心ジャガークリニックで一緒に、地域の為、国の為、自分の為に、働いて頂ける、ナース、医療事務の方を急募です」と呼びかけた。

続きを表示

2022年8月19日のニュース